お金をかけずと言ったが、以下①〜④のとおり、最低限、必要な投資はある。
①テキスト(〜3000円)
②問題集(〜2000円)
③受験料(7000円)
④雑費(コピー代やネットの通信料)
これ以外は不要だ。
このホームページを見れば、予備校や通信講座は不要なので、その費用は浮く。
浮いた費用で合格祝賀会でも開催した方がよほど有意義だ。
(もちろん、どうしても短期間で確実に合格しないといけない場合などにおいて、スクーリングや通信講座の有用性を否定するものではない。)
まず①テキストについて。人気の資格なので、どの書店でも数種類、扱っているだろう。しかし、決して適当に選んではいけない。これから10ヶ月、肌身離さず持ち歩き、試験前にはボロボロになっているであろう相棒だ。目を通して、少しでも頭に入ってきやすそうなものを選ぶべきだ。
宅建試験の場合、テキストで全てを網羅できないのが難点だ。
法改正点や、過去問、本試験形式問題集、動画講義などの内容で、
「テキスト以外の教材の内容でテキストにないものをテキストに落とし込む」
という作業が必要となる。必要に応じて付箋やタックシールを使うのも有効だと思う。(そんなことしなくても頭に入るという人はこの作業は不要。)そうして作り上げた「全てを網羅したオリジナルのテキスト」があれば、試験直前には心強い。直前の復習力が段違いに跳ね上がるのだから。
ちなみに私のオススメはコレ↓
らくらく宅建塾
口語調の解説や、絵や語呂合わせが豊富で理解しやすい。
次に②問題集について。宅建士試験にチャレンジすると決める前に目を通しておいていただきたいが、買うタイミングは、法改正後の5〜6月あたりがイイだろう。本試験形式で、できれば4パターン以上、①のテキストとは違う出版社から出されたものが良いだろう。何故なら、同じ出版社から出された問題集だと、解きやすい可能性があるからだ。どんな問題が出ても確実に合格を勝ち取る為に、目標は少し高い基準に設定した方がイイ。
次に③受験料。受験料についても注意が必要だ。7月中の申込みだと思って油断してはいけない。7月後半はインターネット申込みが出来ず、郵送のみの受付なので、証明写真を貼り付けたり、郵送したりと、余計な費用と手間がかかるのだ。申込みは7月前半にネットで申込む方が楽だと思う。
最後に④雑費。コピー代がなぜ必要なのか。それは②の問題集をコピーして繰り返し解くためだ。(裁断してスキャンする『自炊』を活用するのもアリ)コピーした問題集に、
「理解して正解した肢に◯を書く(復習不要の目印に)」
「不正解の肢に×を書く(要復習の目印に)」
「たまたま正解だったが分からなかった肢に△を書く(これも要復習の目印)」
「後でググる語句を◯で囲む」
など、直接書き込んで解く。解答をノート等に書いて解くというのは効率的じゃない。また、答え合わせの際に、理解して正解した問題まで解説を読むのは時間の無駄だ。×と△を地道に、集中的に復習し、減らしていく。合格の為には必要不可欠な行程だ。
通信料についても、スマホやインターネットを駆使する場面が多々あるので、その際に要するものと解して頂きたい。
宅建攻略法
全ての宅建試験合格を目指す者の為に。
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