よく、
「宅建は半年あれば受かる」
と言われるが、その言葉をそのまま鵜呑みにした人が、約8割の不合格者だと思う。
かくいう自分もその1人だ。
宅建合格の為の標準学習時間である300時間を半年、ざっくり180日で割ると、
300時間÷180日=約1時間40分
となる。
例えば、働きながら家事育児もしながら、毎日勉強に1時間40分も割けるだろうか。
社会人であれば、自由に勉強できる時間は通勤の電車内と昼休みだけ、という人も多いだろう。
仮に、半年で受かるつもりで勉強して、勉強時間が足りず不合格になると、宅建試験は年に一度だけなので、翌年まで勉強することになり、結局、「トータル1年半」かけて勉強することになる。こうなってしまうと、モチベーションの維持が困難だし、受験料ももう一年分かかってしまう。
なので、
研究の結果、導き出したベストな学習期間は、
「10ヵ月」
だ。
これ以上短いと時間が足りない可能性があるし、これ以上長いとモチベーションの維持が困難だ。
「10ヵ月で一発合格!」
皆さんにはココを目指して頂きたい。
次に具体的なプランとして、以下に示す。
【12月〜1月】権利関係
【2月】宅建業法
【3月】法令上の制限
【4月】税法&その他
ここまでは、ひたすらテキストを読み進め、読んだところを過去問アプリで解く学習。
【5月】
過去問の間違えた問題を復習。間違えた問題が無くなるまで復習。
ここまでやれば、基礎は出来ているはずだ。本試験形式の問題を解けば、27点ぐらいにはなっているだろう。
そして、5月には、4月以降の法改正内容のチェックが必要だ。法改正後にゼロから勉強すれば、この作業は不要なのだが、なんせ勉強する内容が盛りだくさんなので、年度頭から勉強してるようでは、基礎作りの時間が足りなくなる。一見、二度手間のようだが、一発で確実に合格するためには、法改正後に全てを詰め込むより、法改正前に基礎を作っておき、法改正内容を修正して学習する方が良いと思う。
【6〜9月】
この4ヶ月で、一気に合格レベルに引き上げる。ひたすら本試験形式の問題演習&間違えた箇所のテキスト復習&それでも理解できない箇所を講義動画で学習する。8月下旬あたりで合格基準点に達するように頑張ろう。
【10月〜本試験】
この時期は、細かいミスの防止、滅多に出題されない部分の確認、統計、税法を復習する。
この直前期には、↓のサイトで数字に関するミス対策をしておくのもオススメだ。
宅建攻略法
全ての宅建試験合格を目指す者の為に。
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