受験テクニック(試験全般)

宅建士試験を、
「4肢択一問題を50問解く」
と捉えているようでは、合格は遠い。
「200肢(4択×50問)の正誤問題」
と捉えるべきだ。
なぜなら、
「正しい肢の組み合わせはどれか」
「誤りの肢の個数はどれか」
など、肢毎に正誤を判断できないと正解出来ない問題が年々増えてきているからだ。
また、試験時間は2時間なので、
「1肢30秒以内(1問2分以内でもOK)で解く」
というところを、普段から意識して頂きたい。(きっちり割ると1肢37秒だが、余った時間で見直し出来るよう、ゆとりを持つべし。)

宅建士試験を、問1から順番に解いているようでは、合格は遠い。
効率的に合格する為の、
「解く順番」
がある。
以下のとおりだ。本試験形式での勉強を始める6〜9月においても、この順番で解く練習をしておいてほしい。
問48(統計)→問23,24(税法)→問15〜22(法令上の制限)→問25(鑑定,価格)→問26〜45(宅建業法)→問46,47,49,50(5問免除)→問1〜14(権利関係)
なぜこの順番なのか?
それは、短期記憶で得点できるものから優先的に解くべきだからだ。
そうすると、時間がかかるうえに思考力を要する権利関係の優先順位は低めになる。

宅建試験の合格基準点は毎年変動するが、前例から考えると概ね36/50点と捉えて問題ない。
ただ、漫然と
「全体で36点取ればいいのかー」
と捉えるのは効率的ではない。
「取れる所で点を稼ぎ、捨てるべきところは捨てる」
と捉えて、重点的に勉強すべき項目とそうでない項目にメリハリをつけなければ、合格は遠くなる。
以下に項目ごとのバランスのよい得点目標を例示する。これに合うよう、弱点克服を頑張っていただきたい。
権利関係…7/14点
宅建業法…17/20点
法令上の制限…6/8点
税、価格その他…6/8点
宅建業法は満点取る勢いで頑張っていただきたい。

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